バイオエタノール、実際にゲットして比較してみたのでレポートする。
『購入したバイオエタノール』
『使用した環境は以下です』
(ガスバーナーは使っていません)
この両方のバーナー部分はどうやら同じもの(BULINの方はMG TRAILのロゴがないだけに等しい)らしく、どちらでも使う事ができる。
まず、いつも使っているケンエーの燃料用アルコールとの比較から。
『比較される特徴』
- (燃料用アルコールに比べて)火が不安定。
- (燃料用アルコールに比べて)火が大きくなる。
- (燃料用アルコールに比べて)火力自体は弱めに感じる。
『ハッキリしている特徴』
- 閉めきった部屋で不完全燃焼させても、目にチクチクきたりしない。
- 灼けるようなニオイを伴って燃える。
- わずかだがススが出ているようだ。(鍋の底が黒くなる事がある)
メラメラと燃える感じが、どうにも不安定ぽくていけない。
多くのアルコールコンロはメタノールを基準にしていると思われるので、バイオエタノールだと理想的な燃焼をしないのかもしれない。結論を出すには検証がもっと必要。
特にMG TRAILやBUILINといった中華製のバーナーはもともと初期の炎の立ち上げが不安定であり、このせいで失火する事がある。エスビットのトランギア互換サイズのストーブは問題なかった。うちには本家トランギアとエバニューのチタンコンロがないのでこちらの検証が不明だけど、どうかな?
結論からいうと、使えると思う。
ただ不安定要素がある事、ニオイとススが出る事も事実。
個人的には、メタノールだとテントの中で使えないので、それを考えるとこっちかなあとも思う。
ただ、全部これに切り替えるかどうかは……どうだろ。
なかなか悩ましいとこですね。