佐々木とピーちゃん
アニメを見て興味を持ち、コミックスに手を出した。現時点での感想。
ひとことで言えば、なかなかの良作で先が楽しみである。
作品として見るとアニメ化は微妙でもあるが、原作に誘う入口として機能するなら良いのではないかと。
主体がおっさんと元人間の文鳥であり、特定のヒロインというのはいないのだけど、典型的巻き込まれ体質のうえに根っ子が善人の佐々木のおかげで、濃い女の子(?)が吹き寄せられるのが古典的主人公像そのものなんですよね……ただの若者でないおじさんで、そのおじさん視点でいろんな事に対応しているだけ。
交流があったとはいえまだ敵であるはずのロリババアに、梅干しもらってほっこりしてみたり、どう考えても面倒くさそうなアキバ系のアレな相手にも怯まず、逆に興味もたれてスカウトされかけたり。
これがおじさんでなく若者だったら、こうはいかない。
うん、面白い。
原作も買っているけど、続きが楽しみです。