今回はたわごとです。
★ キャンピングガス・ポケットコンロ
最初に購入したのはキャンピングガスのポケットコンロ。1988年頃の事だと思う。
このコンロはとてもよかったが、風や寒さに弱い事、カートリッジがEPIやイワタニプリムスのと違う仕様(CV250)で入手が面倒になってきた事もあり、日本一周のサブバーナーにした事を最後にフェードアウトした。
(現在はカートリッジ作られてないので、詰め替えでもするしかありません)
★ SMP GIシングルバーナー
うち唯一のガソリンバーナー。
今はなきR246近くのアウトドアショップにて購入。日本一周前半のメインバーナーで、石垣島の米原キャンプ場まで使用しました。
赤ガソリンを使っていたので燃料調達が容易なのですが、たまに逆流や炎上騒ぎを起こすお茶目さんで、怖くてフライシートの中ですら使えず(実際、羅臼の国設でテント炎上と間違われた)。かといってキャンガスはカートリッジの調達がおぼつかずで、僕の悩みのひとつとなっていました。
現在は残ってないのですが、思い出深い一台です。
(写真はパソコンのキャッシュから。たぶんタイの方のブログだと思う)
★ 謎のカセットガスアダプタ
たぶんだけど、友達が入手してくれたものだと思います。
写真が残ってないのですが、怪しげな象か何かの赤紫の巾着袋に入ってまして、登山系のコンロにカセットガスがつなげられるものでした。もちろん安全基準もへったくれもない代物でした。今はアマゾンで似たもの買えますけど当時は不明。どうやって入手したT君?
なお、ポケットコンロはつながらないのでEPIの小さなバーナーを買いました。
組み立ての問題があるもので、やがてWILD MANTISをゲットすると、次第に予備機となりました。
★ OPTIMUS 00L
うち最初の灯油バーナー。運命の出会い。
石垣島でGIバーナーの不調にぼやいていたら、チャリダーのお兄さんに勧められました。彼は古いラジウスに角型の不思議なアルミのはんごう(たぶん今にして思えば、トランギアのラージメスキットだと思う)で炊飯していました。
「ラジウスは確かに重い。だけど大量に炊事する僕には、これがいいんだよ。弱火もきくしね」
彼は、その日の一日分のごはんを朝に炊いていました。「ハングアップはきついよ。本当にうごけなくなるんだ」ごはんはチャリダーの燃料。その言葉を教えてくれたのも彼でした。
今ならMSRかNovaなんでしょうけど、当時は灯油というと大ブス(ホエーブス625)かラジウスタイプだった。そして彼は制御の単純さからラジウスを選んだ模様。
彼にラジウスの制御やメンテについて軽く教えてもらい、僕も買う事にしたというわけ。
ちなみに、この時の彼と、佐多岬近くで一緒に野営した彼。ふたりのチャリダーのおかげで、僕はラジウスタイプコンロのことを初めて知ったのです。当時はネットもなかったし、よく読んだバイク野宿の本では灯油コンロの話なんか一切なかった。そしてこの年の北海道でつるんでいた人たちはキャンプ歴の浅い人が多く、入ってくる情報はガソリンかガスの二択ばかりだったのです。
以降、日本一周の後半の食生活と、定住するようになってからも何年もサブバーナーとして活躍しました。
最後に使ったのは横浜。
2009年の引っ越しの際、マナスルヒーターと一緒に行方不明になってしまいました……。
めんどくさい?重たい?うるさい?まったくもってその通り。
でも、日用品として毎日使っていると、そんな面倒でもない。
それにGIバーナーの燃焼中だって、すんげえ五月蠅かったしなぁ。
むしろあの燃焼音が「ああ燃えてるな」と大変わかりやすくていいのです。
★ WILD MANTISバーナー No.854
写真がありません。日本のブロガーの写真はあるけど勝手に使えないし。すみません。
最近アマゾンで売られてる中華で四角いブリキっぽいカセットガス横づけバーナーに似てますけど、だいぶ昔のもの。90年代に中標津のホームセンターでゲットしたもの。WILD MANTISというのは当時大阪にあったナカジマなる釣り具系メーカーのブランドだった模様で、カセットガスの使える当時、非常に数少ない携帯バーナーでした。
キャンガスを排し、ガスの利用はこちらに。
2011年にイワタニのジュニアバーナー(CB-JRB-2) にタッチ交代するまで、うちのカセットガス用として存在し続けていました。もうボロボロだったけど。
色々あって今はどれも残ってないのですが、懐かしいものばかりです。