経緯
ヘッドセットを購入し、愛用のヘルメット、南海ZEUSに装着してみたが違和感等がひどすぎて使い物にならなかった。
しかも、風切音がうるさくて高速では聞こえない。
片耳イヤホン時代にはなかった問題だった。
あまり安くない買い物だったので、さすがに困った。
で、バイク屋でグリップヒーターをつけてもらっていた時、思い切って店長に相談してみた。
そしたら、あっさり答えが出た。
ありがとうございます>>店長Mさん、そして皆さん
(氏名や店名の公開許可もらってないので、匿名ですみません)
「ヘッドセット?ああインカムね。インカム対応なら、うちの店員A(仮称)が詳しいよ、Aくーん!」
「はい」
Aさんがやってきた。
彼は有名なビーコムの強力なインカムを愛用しているらしい。
で、ヘルメットをみて「ああ、これはダメです」と言い切った。
ちなみに彼の主張をまとめると、こうだった。
どうして僕のメットではダメなのか?
理由1「インカム装着が前提になってない」
「このヘルメットはインカム装着が前提じゃないんです。
うちにあるこのメット、SHOEIですけど見てください。
ほら、インカムつけるところが、最初からざっくりと凹んでるでしょ?」
「うわ本当だ!」
ありえないくらい、ざっくりと凹みがついていた。
ここまでしないとダメなもんなのか……なるほど勉強になります。
理由2「メガネのひとにはSHOEIがいいです」
眼の前で実演してくれました……なるほど。
内装に切れ込みとか、最初から考えているのか。
圧倒的なつけやすさに脱帽。
理由3「安全性や風切り音を考慮するならSHOEIやアライが良い」
SHOEIやアライは確かに高いが、伊達に高いわけじゃないですよとの事。
たしかに。
僕も昔、初代Arai SZを使っていたから知ってる。
ボロボロになってお金がなくてOGK買ったら、なんじゃこれと驚くレベルですごい風だったし、なんか不安な出来栄えだった。
念の為に言い添えるが、この場合OGKが悪いのではない。
要はSHOEIとアライヘルメットはお高く、OGKは廉価版だってこと。
高額ヘルメットでゴーゴーとひどい風切り音なんてさせていたらお客が怒るだろう。
当然といえば当然だ。
ただ念の為にいうと、原付二種までならそれでもそれほど問題にならないだろう。
高速道路を使う車種でない限り、そこまで品質を求められるとは思わない。
やはりそれは、日本の自動二輪仕様ってことか。