みかづきの色々

デバイス(スマホからキャンプ用品まで)とかプログラミングとか中心のいろいろ試験的なブログ。

無料wifiをあまり信用しない方がいい(docomo wifi で思った事)

別にDoCoMoに限った事ではないのですが。

世の中、お金をかけない方がいいという風潮があります。ゆえに羽田等でもFree wifiはありますし、使えるという話も聞きます。僕自身、FONユーザーだった事ありますし。

しかし僕は無料インフラをあまり信用していません。
理由は簡単で「無料→誰もが殺到する→いざッて時に使えるかわからない」からです。

以前の仕事での実体験なんですが、
かりに同じサービス品質のものを、大人の事情でふたつの料金、ふたつのブランドで提供しているとしましょう。
高い料金をとっている場合と非常に安い料金の場合を比較すると、お客様の振る舞いが全く違うんですよね。

高いといってもサービスがサービスなので知れたものなんですが、それでも違う。たくさんお金を払っているお客様は態度にも余裕があり、振る舞いも上品でおっとりしている。

ところが、同じサービスで非常に低額にすると、お客様の態度が極端に悪くなるんですよね。
一円安いだけで我先と群がり、100円のために何時間もサポートに無理難題のような電話をかけてくる人が出てくる。しかも口汚く罵るばかりで、どんなに懇切丁寧にご説明させていただきましても馬耳東風。自分に都合のいい事しか聞かないですからね、そういう人。
そういう人が最悪、何人も出てきてサポートが手におえなくなっていく。職員が真摯に対応しているのではどうしようもなくなり、ついには第三者にサポートをアウトソースするようになり。
つまり安価に提供した結果、今まで高品質にやれていたサービスも低下してしまうわけで。
(残念だけど、これ実話だったり)

これらの経験から思った事は、ズバリ。
「無料もしくは非常に安価なものにサービスは期待できない。それは単に提供側のコストカットの問題ばかりでなく、むしろ利用者側のモラルが最低になる事による悪影響が大きい」
という事でした。
昔の人は言いました。タダほど高いものはないって。
まさに至言と思います。

まぁ、何を言いたいかと言いますと、
「何万円かかるわけじゃなし、公衆無線LAN使いたいなら有料のとこをまず探そうよ」って事です。

もちろん無料でもいいところはある可能性があるでしょうし、有料でも最低のとこもあると思う。
ただひとつだけ覚えてほしい事は「品質を求めたいなら、ある程度のコストをためらうべきではない」って事。
まぁ、外でちょっと無線LAN使いたいために回線保証つき(ベストエフォート型ではないのでお値段も化け物級になる)の専用線から引く人はいないと思うけど、よさげな公衆無線LANサービスをいれたうえ、そこがきつい時はWiMAXなりなんなりにも逃げられるってくらいの保険はかけといて損はない。

そう考えるのです。