みかづきの色々

デバイス(スマホからキャンプ用品まで)とかプログラミングとか中心のいろいろ試験的なブログ。

キャンプ用品から防災を考える。

もう何年もキャンプしてないなぁ。

ところでキャンプする人なら誰しも思うことだけど、キャンプ用品と防災用品は一部カブっている。
そういう観点から防災用品を考えてみたいと思う。

で、まずは火器。

ライフラインが寸断されている状況で何より嬉しいのは、火と水が使える事だろう。特に寒い季節は死活問題だったり。
で、火器なんだけど。

まず、カセットガスは手軽だけど、そのへんのおばちゃんでもすぐ考えつくものだ。だから本当に緊急にしかならない。
あと、ごはんを炊くには使えない。いや、炊けるけどさ。炊飯にボンベ使ってたら、たった三本程度の缶はすぐなくなるよ?

つまり、めしを炊きたいと思ったら、カートリッジでなく燃料モノが必須というわけだ。

ちなみに、かつて僕が使っていたのは、こういうやつ。

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(マナスル121)

これはラジウスタイプといって、燃料は灯油だ。もう百年以上もこのカタチなので、知ってる人も多いでしょう。
僕の日本一周のメインバーナーもオプティマスゼロといって、このタイプでした。
原始的だが近代燃料コンロの基本はちゃんと入っている。つまり、キャブレターに似た原理で空気と混ぜて気化させ、勢い良く燃やして火力を稼ぐってわけね。

ただ、いくらなんでもこれは前世紀すぎるんで、最近はやりのマルチ燃料もののコンロにしたいと思っている。
こういうのですね。

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(optimus nova)

昔はこういうのって部品を変えないとマルチ燃料対応しなかったんですけどね。時代は変わった。
個人的にはラジウスなんだけど、マルチ燃料の安心感は大きいよなぁ。
今はないけど入手予定です。

ちなみに、非常用としてはこんなのも持ってます。

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これはアルコール用のコンロです。薬局で買える燃料用アルコールで動き、可動パーツもない。
要するに非常に単純なので壊れにくい。
おまけにですね。アルコールコンロ利用者はガスに比べると圧倒的に少ないので、売り切れになりにくいと思う。
買っても二千円くらいだし、ひとつ持ってて損はないです。
(素材も真鍮からアルミ、チタンまで色々です)

さて。
防災用途とかんがえると、単に現物だけ持っていてもダメですね。
これらのコンロで、何ができなくてはならないでしょう?

こんな感じかな?

レベル1.携帯コンロでお湯が沸かせる。
レベル2.携帯コンロでコーヒーが入れられる。
レベル3.携帯コンロとコッヘルで軽い焼き物ができる。
レベル4.携帯コンロで炊飯ができる。
レベル5.携帯コンロで煮物ができる。

かつての僕はラジウスで生活してたのでレベル5です。煮物もカレーも作ってました。
鍋ひとつしかないのに、ごはんとカレー両方って、どうやって作るか知ってます?それもレトルトとかでなく。

でも、今はレベル2だ。3は充分とはいえない。
当時の道具も今はもうない。

だから、これから取り戻します。