みかづきの色々

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カエルツボカビの笑い話

カエルツボカビって知ってますか?

数年前、カエルツボカビで地球から両生類が死滅するって大騒ぎになったんですよね。その原因がこのカエルツボカビ。日本でも「外にカエルを出すな!防疫体制を整えろ!」ってもう、そりゃ大変なことに。

でもねえ。
FIV(猫エイズ)とかもそうだと思うけど、本当にその種にとってそんな破滅的なものなら、100%外暮らしの外来種なんて、とっくに絶滅しているはずですよね?
特にカエルツボカビはカエルだけでなく、全ての両生類を滅ぼすって代物なんだから。

で、結論は大笑い。
日本のカエルやサンショウウオから30種類ものカエルツボカビが発見されたけど、どいつもこいつも健康体。で、大騒ぎしている欧米からはたった一種しか確認できなかった。

もう答えはわかりましたよね?
おそらく、少なくとも日本国産の両生類たちはカエルツボカビに耐性があるんですね。
まぁ、風土病なら当然のことですが。

おそらく、オオサンショウウオをペットにしようって外国人とか、日本のカエルを食べたいって連中とか、そういう奴らの手で海外に持ち出されたんではないかと思います。
日本じゃ、両生類を実用にする事はあまりないんで、組織的に捕獲するためのインフラもないと思うんですよね。だから、サンプルを入手して彼らの国に持ち帰り、繁殖させたのではないかと。

だけど、そのカエルは風土病を持っていたと。

うーむ……。
なんともコメントに困る話ですね。

↓参考
カエルツボカビ症 - Wikipedia

え、他人ごとみたい?

はい、悪いけど僕、海外種のペットを自宅で飼う趣味ないので。
拾った猫がたまたま海外種だったのなら頑張るしかないけど、相手は猫でなくカエル。
外で海外種のカエル拾うってどんなシチュエーションだって話だし、
もし出会いがあったとしても、日本の風土病ならその時点でもう感染してる可能性が高いと思う。

……だったら、僕的には心配しても仕方ないのです。
現時点ではカエルツボカビ症は治療法もないそうですし。