春にvspecのセットでPCを買い、Windows8.1を入れた。
だけど、本来このWindows8.1は単に「仕事でWindows8に触っても慌てないように」というものにすぎない。本題ではないわけで、いよいよ長年使い慣れたLinuxデスクトップをインストールしようとしていた。
だが、UEFIとやらとWindows8.1、そしてWindowsべったりのマザボのおかげで思いのほか難航。どうしてもLinuxのインストーラがWindowsのいるHDDのパーティションを見つけられない。これは古き MBR/BIOSだけでなく、GPT/UEFI にも対応しているらしい Ubuntu でも同様だった。
う~ん。これはセキュア何とかって奴なのか?Windows優遇策?
今どきは、デスクトップよりノートの方がマルチブートしやすいと?なんだかな。
うざったいけど仕方ないので、以下のようにした。
1.インストールするのはUbuntu 14.04LTSにする。(Debianにしたかったんだがなぁ)
2.もうひとつHDDを追加し、起動の優先度は追加HDDを先にする。
Ubuntuに入っているGRUBは、GPT配下のWindowsを認識できる。しかしインストーラはパーティション構成を含めて正しく認識できないようだ。
だから、最もわかりやすい対応は以下になる。
Windowsシステムの関わっていないストレージをひとつ用意する。当然インストーラはこちらを認識できるので、そのまま Ubuntu14.04LTSをインストールしてしまう。
インストールされたUbuntuのブートローダ(grub2)は、もうひとつのHDDにWindowsがいるのを認識できるのだから、起動時にマザボがやるべきは、最初にWindowsのブートローダでなく、grub2に制御を渡す事だ。これによりユーザーは特別な作業をする事なく、 MBR/BIOS 時代と全く同様に起動OSを選ぶ事ができる。
これで、とりあえず解決。
あとは、ちょっと何かUbuntu起動時にセキュアパーティション関係の警告が出たようなので、それの調査対応をしてみる事にする。